街の角で似たのを見て
鉛色の心と重ねる
いつのまにか孤独と歩み
後ろを向けば影が伸びて
聞こえてくる変わらぬ足音
旅の途中さ今俺は
鍵の合う部屋を探すのさ
ベルの音が朝を知らせ
ガラス越しに光が見え
昨日と同じ変わらぬ風景
空を見れば雲が動き
違う色が混ざり合って
零れ落ちる光線の束
旅の途中さ今俺は
鍵の合う部屋を探すのさ
絶え間なく続く旅の合間に
風が吹き俺を靡かせる
とめどなく変わる空の形に
太陽を望み 上を眺める
そうさ 今も旅の途中さ